製作の現場より

またまた大物のホーニング加工

ホーニング依頼の案件。またまたすごい大物が来ました。

一見ドラム缶かと思うほど大きなパイプです。

これだけ大物だと切削(中ぐり)も大変だと思います。

こちらが2本!

 

ホーニングでの取り代は指定公差の±0まで、径で約0.7~0.8。4方計測の歪みは0.03~0.035。

先日のΦ300超えのホーニング同様、砥石でいつも通り内径を研磨していくというよりは、

ホーニングしては休み、ホーニングしては休み、パイプ自体を冷やしながらの内径を計測、、、

これを繰り返していき、パイプの歪みを整え、最終的に4方8方の歪みの帳尻を合わせるていくという

とても時間がかかる案件です。

ここで大事なことは、焦らないで芯出しをキッチリと行う。

(下図は芯だしの最中)

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芯だしを疎かにすると砥石の減りが均等ではなくなるので、商品の仕上がりや歪取りにも影響してきます。

また、砥石は内面に強く押し当てず、広い部分以外の狭い部分をそぎ落としていく感覚に近いと思います。

一見空回し?と思われがちですが、それで大丈夫なのです。

徐々に歪みは取れていきますから。

 

IMG_6335

 

無事にホーニング加工も終了し、メッキ処理からの最終計測。

パイプの歪もほぼほぼ無くなり、ホッと一安心でございました。